八王子車人形西川古柳座

迷宮譚

平成5年国立劇場で初演された作品です。子供のままいたいと思う気持ちと大人になっていく自分との狭間で小さくうずく切ない痛みをあらわした,妖しく不思議な世界観の舞台です。ひとりの少女が「迷宮」の世界に迷い込みます。そこで少女は様々な体験をしますが、いつも悲しい結末ばかりです。その悲しみを受け入れ、乗り越えていく力をつけていく少女を表現します。

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